kotawonism's Daily.

日々思うことを淡々と

ネガティブケイパビリティの話。

最近気になる

Twitterなんかでネガティブケイパビリティという言葉を、ちょいちょい耳にする。

不確実なものや未解決のものを受容する能力を記述した言葉

 昨今この力が大事だと言われてる。

逆の意味のポジティブケイパビリティもあり、こちらの意味は

才能や才覚、物事の処理能力。問題が生じた時に迅速かつ的確に問題を解決する能力 

https://mab-log.com/negative_capability/

 と逆の意味になる。

ポジティブケイパビリティは、色んな場面で求められていて

上のリンクの記事にもあるように、ハウツー本や

Youtubeなんかでよく解説系の動画なども、この力があるから

流行ったりするんじゃないかと思う。

わからないことは、早く解決したいし、わからないという状態は

すごく不安になると思うので、早く答えを見出したくなる。

わからんことばっかり

ただ実際世の中わからんこと、わからんけどなぜかうまくいってることなどは

多くある。人の数だけ生き方、悩みもあるので、解決できない問題が

あるのは仕方がないことではないだろうか。

エンジニアのロードマップ、人生をハックする、などなど

それ通りにできたら、そりゃ楽すると思う。

ただそれを書いてる人と自分は違う。書いてる人も、後々みんなに伝えたいと

思って生きてきただろうか。わからないという不安の中で

もがいた結果に過ぎないということも言えるんじゃないか。

答えを出すこと、解決することも大事やけど、まずはわからんという

状況を受け入れて、楽しむことで、自分なりの最適解が出るんじゃないだろうか。

謎をあっためる

www.sankei.com

上の記事にもあるけど、わからんことをわからんまま置いておいて

謎をあっためる、抱えている謎を時間をかけて考えて

その間に得た知識や、経験を通して考えると答えが出るかもしれない。

子供の頃見た映画で、当時は理解できなかったけど、大人になって

やっと意味がわかったとか、こういう理解もできるとか

謎は謎のまま置いておくことで得れるものもあるんじゃないか。

 

わからんことはわからんで良いでしょう。

そもそも時間が経てば、わからんことを考える意味がなくなってるかもしれないし。

 

今日はそんなところで。