kotawonism's Daily.

日々思うことを淡々と

無理の話。

読んだ本

先週、この本を読んだ。

細谷さんの、「無理の構造」。 

 まぁ世の中無理って思うこと、理不尽って思うことはたくさん

あると思うけど、それを可視化してみるって本。

めっちゃ簡単にいうと

無理ってものが、実際に存在しているわけではなくて

頭の中に存在している、人と人との認識や認知の

ズレによって、無理って思ったり、理不尽って感じてしまうだけ。

例えば、男性と女性でいうと、性別が違うので

そりゃ考え方、価値観、物事の捉え方は異なると。

でも異なるということをわかっていないから

ありもしない期待や、わかってくれるだろうという期待を

持ってしまい、見事に裏切られてしまう。

そして、無理と思ったり、理不尽だと感じてしまう。

大事なのは、自分と他人はそもそも違う考え方や

物の見え方をしているということをしているから

何か同じことを、同じように考えることは確認できない、

また確認しても完璧に一緒ということは

難しいということを、認識しないといけないということ。

だからこそのコミュニケーション

本書の締め的な感じになるが、そもそも違うからわかり合えないと

なってしまうのではなく、これらの認識した上での

コミュニケーションが大事になってくる。

わかってくれるだろう、伝わるだろうという

勝手な期待は捨てて、わかりあえるためにどうすれば良いかを

考えてコミュニケーションをしていく必要がある。

 

無理な状況は、存在しているのではなく

勝手に脳内で作り出してしまっているのである。

気になった方は、ぜひ読んでみてくだされ。

 

今日はそんなところで。